1980年代のブームから40年以上たった今もたびたび注目を集める立体パズル、ルービックキューブ。しかし、一口にルービックキューブと言っても様々な種類、形、メーカーのものがあります。
初心者の人は何を買ったらいいか、どんな基準で決めたら良いかわからない人が多いと思います。
私が実際にルービックキューブを選んだ際に重視したことと、それに当てはまるおすすめルービックキューブを紹介します!
※ルービックキューブという名称はメガハウス社の登録商標です。しかし一般的に広く伝わっている言葉のため、本記事では立体のパズルをルービックキューブと総称します。
この記事で分かること
- 初心者向け|ルービックキューブを選ぶポイント
- 私が初心者さんにおすすめするルービックキューブ
\画像をクリック!/
選び方のポイント|初心者におすすめのルービックキューブ
ルービックキューブにはたくさんの種類があります。
これはルービックキューブの特徴であり、なおかつ初心者の頭を悩ます要因にもなっているのです。
マスの数|初心者におすすめのルービックキューブ
初心者は比較的難易度の低い3×3以下からがおすすめ
2×2のものは始めたての初心者でも揃えやすく、ルービックキューブの感覚をつかむのにおすすめです。
また3×3のスタンダートなタイプは種類が豊富で、揃え方も色々なサイトや本が解説しています。ルービックキューブは一番難易度の低い2×2でもすべて揃えるのはなかなかに難しく、解説を見る必要が出てくるので、その点では3×3も初心者におすすめです。
ルービックキューブの解説は、SCJ(speedcubing japan)が監修している公式ガイドブックが初心者に分かりやすくておすすめです。
\こちらをクリック!/
物足りなく感じてきたら4×4以上にチャレンジ!
マス目が多い4×4や5×5、もしくはそれ以上のものは3×3のものに比べでかなり難易度が高くなります。ルービックキューブにある程度慣れてきた初心者の方が初心者脱却を目指して挑戦するのも良いでしょう。
立方体ではないものもアリ!
形が全く変わることで、新鮮な気持ちで揃えることが出来ます。
また、中には立方体のルービックキューブよりも簡単なものもあるので、選ぶものによっては初心者の方にもおすすめです。
配色は要チェック!|日本と世界の違い
ルービックキューブには、主に世界基準の配色と日本式の配色があります(メーカー独自の配色の場合もあります)。
白色の面と黄色の面が対になっているものが世界基準の配色で、白色の面と青色の面が対になっているのが日本式の配色です。
揃え方の解説では世界基準の配色のルービックキューブを使用していることが多く、世界基準の配色が最も世界に普及しているのが初心者におすすめな理由です。しかし、1980年代のブーム当初は日本式が国内では一般的でした。そのため、現在数は少なくなってきているものの、そちらの方がしっくりくる場合には日本式でも全く問題ありません。
大会においても、少なくとも公式の大会ではどちらの配色のものでも問題なく使用することが出来ます。
初心者におすすめ!ルービックキューブ
それでは、実際にどんなルービックキューブがあるのかをご紹介していきますね!
おすすめのメーカー
私がルービックキューブを始める初心者におすすめするルービックキューブのメーカーは主に2つあります
おすすめメーカー
・メガハウス
ルービックキューブに限らずたくさんのおもちゃを手掛ける国内のメーカーです。
国内製の安心感があり、初心者の方におすすめです。
・GAN
中国のメーカーで、大会に出る人も使う高性能なルービックキューブも作っているのが大きな特徴です。
手に入れやすいエントリーモデルからプロの方も使うハイエンドモデルまであり、初心者の方におすすめです。
この二つのメーカーを中心に紹介していきます。
\こちらをクリック!/
メガハウス ルービックキューブ 3×3 ver.3.0|初心者におすすめ!
従来よりも回しやすく内部が進化
パーツの形状と中のコアが従来のものと比べて進化していて、よりスムーズな回転を実現しています。
磁石は搭載されていませんが、コーナーカットなどの基本的な回しやすい構造で作られています。
コーナーカットとは?
写真では、青面がずれた状態で赤面を強引に回しています。このような動きを「コーナーカット」と呼んでいます。この他に、競技用キューブにはリバースコーナーカットという機能があります。これらを総合して「柔軟性」と呼んでいます。
引用:TORIBOレビュー
6面をそろえるための攻略書が付いてくるので、ルービックキューブをこれから始める初心者にもおすすめです。
\こちらをクリック!/
Fullicon ルービックキューブ 2×2 3×3|初心者におすすめ!
2×2と3×3がセット、初心者にうってつけ
ルービックキューブの感覚をつかみたい初心者の方におすすめです。
二つのカラーから選ぶことができ、どちらもかわいいデザインです。
また、普通のルービックキューブよりも小さめで、手が比較的小さめな人でも手に馴染みやすいのが特徴です。
二種類のルービックキューブがセットなのでコスパが良く、初心者の方が手に入れやすいです。
\こちらをクリック!/
GANCUBE GAN356xs|初心者から慣れた方にもおすすめ!
大会出場者も使う高性能キューブ
パーツに搭載された磁石で、スムーズな回転ができるGANのルービックキューブです。
本体のカスタマイズ性が高く、簡単に回転の軽さや本体に内蔵されている磁石の強さを変えることが出来ます。
2019年時点での最上位モデルということもあり、少し前とはいえその名に恥じない性能を持っています。
また、本体の重さが67gと軽く設計されており、長時間の使用でも負担が少ないです。初心者はもちろん、大会の出場を目指している方にもおすすめです。
\こちらをクリック!/
GANCUBE GAN11M pro|初心者から慣れた方にもおすすめ!
コアにも磁石を搭載したフラッグシップモデル
先ほど紹介したGAN365 xsと比べ、こちらは2021年時点での最上位モデルです。
本体内部にも磁石を搭載することでさらにスムーズな回転を実現しています。
パーツに搭載されている磁石の性能も上がっています。性能が強化されているにもかかわらずGAN356xsと比べて4gも軽い63gなのも特徴です。
カスタマイズ性も上がっているので、より細かところまで回し心地を調節できます。
\こちらをクリック!/
MoYu ルービックキューブ RS3M 磁石内蔵|初心者におすすめ!
必要な機能がそろった高コスパキューブ
上で紹介したGANブランドのルービックキューブより価格を抑えながら、磁石を内蔵しているので、かなりコスパがよく、初めてのルービックキューブにおすすめです。
早く回すのに欠かせないコーナーカットなどもしっかり施されています。
ルービックキューブを始めるにあたってコスパのよいキューブを探している初心者の方におすすめです。
\こちらをクリック!/
メガハウス ルービックキューブ2×2ver.3.0|初心者におすすめ!
初心者でも始めやすいメガハウスの2×2ルービックキューブ
内部が回しやすく進化したメガハウスのルービックキューブの2×2バージョンです。
最初に紹介した3×3同様にこちらもコアとパーツの形状が改良されていて回し心地が良くなっています。
2×2は3×3よりも初心者が始めやすいのでおすすめです。
\こちらをクリック!/
メガハウス ルービックキューブ4×4ver.3.0|ある程度慣れた方におすすめ!
コアの進化で、マス目が多くてもスムーズに回せる
2×2、3×3ルービックキューブ同様、本体内部の構造の進化により、マス目が増えても安定した回転を実現しています。
4×4にもなると、一気に難易度は上がるので、比較的簡単なルービックキューブを攻略した後に初心者の方はチャレンジすると良いでしょう。
また、メガハウスからは2×2から4×4までのルービックキューブがセットになった「ルービックキューブ チャレンジアップセット」もあるので、そちらもおすすめです。
\こちらをクリック!/
\こちらをクリック!/
GANCUBE GAN ピラミンクス|初心者から上級者までおすすめ!
形は三角錐でも磁石を内蔵、スムーズな回転を実現
三角錐型のルービックキューブで、ピラミンクスといいます。
特殊な形ではありますが、磁石が内蔵されていたり、本体のカスタマイズ性が高かったりと、他のルービックキューブ同様の性能を持っています。
形等が特殊なルービックキューブの中では比較的簡単な部類に入るので、初心者の方にもおすすめです。
\こちらをクリック!/
GANCUBE GAN365 i3|初心者から上級者までおすすめ!
専用アプリとの連携でいろんな機能が使える
このルービックキューブは中央に特殊なコアを搭載していて、専用のアプリ「cube station」と連携することで世界中の人と対戦することができます。
その他にも、初心者が全面揃えられるようになることをサポートするモードなどを使うことができ、上達したい初心者にかなりおすすめです。
充電は専用の台座ですることができ、一回の充電(一時間半ほど)で15時間使うことができます。
もちろん磁石などの回転をサポートする基本的な機能を搭載しているので、初心者でも扱いやすいです。
専用アプリが日本語に対応しておらず、中国語と英語のみなのでその点は注意ですが、初心者の方からしてもかなり買う価値のあるルービックキューブと言えます。
\こちらをクリック!/
GANCUBE GAN Mirro M|ある程度慣れた方におすすめ!
色ではなく形で揃える新感覚ルービックキューブ
こちらはミラーキューブといい、色は全面一緒ですが形が1マスごとに違い、混ぜると形が変わってしまうという新感覚のルービックキューブです。
形を頼りに揃えなければいけないので普通のルービックキューブとはまた違った難しさがあります。
色がまるで宇宙のようにきらきらしたものになっているのも特徴で、性能だけでなく、見た目も良いキューブなのでおすすめです。
\こちらをクリック!/
大会を目指す場合|おすすめのルービックキューブをご紹介!
これからルービックキューブを始めて、いつか大会に出場してみたいという初心者の方は、それに合わせて揃えるタイムを競うのに特化した高性能なルービックキューブを選ぶ必要があります。
そのようなルービックキューブは、長く愛用し続けることになると思いますので、ここで、どのような機能がタイムを縮めるのに役立つのか初心者の方に向けて解説したいと思います。
コーナーカット
リバースコーナーカットともいわれるこの機能は、ルービックキューブのパーツを丸みを帯びた形にすることで、ルービックキューブを回転させた後ぴったり90度に合わせなくても次の回転に移ることが出来るものです。
引用:TORIBOレビュー
最近のルービックキューブの大半に搭載されている機能ではありますが、それでも安いものだと搭載されていない場合があるので、初心者がルービックキューブを選ぶ際の知識として覚えておいて損はないと思います。
磁石内蔵のルービックキューブ
ある程度しっかりしたルービックキューブには、パーツの一つ一つに磁石が埋め込まれているものがあります。
コーナーカットもそうですが、この機能があると無いとではかなり回しやすさが変わってきます。
もし初心者の方がこれからある程度ちゃんとルービックキューブを始めるのであれば磁石内蔵はかなり有用な機能と言えます。
また、磁石を内蔵しているルービックキューブの中にはコア内部に磁石を内蔵いているものもあります。
コアマグネットと呼ばれるこの機能は、パーツに内蔵されている磁石よりも引き寄せる力が強い反面、少し回転が重くなってしまう弱点があります。初心者の方がこの機能が搭載されているルービックキューブを選ぶ際は、磁石の強さを調整できるモデルを選ぶとなお使いやすいでしょう。
カスタマイズ性の高さ
磁石が搭載されているような高性能なルービックキューブだと、ルービックキューブ自体のカスタマイズ性が高いことがあります。
世の中に出回っているルービックキューブのほとんどは、センターキューブと呼ばれる中央のパーツのカバーを外すとねじが現れます。そのねじの締め具合を調節することで回す硬さを調節できます。
しかし高性能なルービックキューブの場合、工具を使わず簡単に調節出来る等の工夫がされていることがあります。そのようなルービックキューブは自分の思った通りに調節がしやすく、長く愛用していくうえで重要な機能です。
ルービックキューブの魅力とは?
ルービックキューブにおける最大の魅力は、年齢を問うことなく、誰でも楽しめるというところにあります。
ルービックキューブの魅力のひとつに「シンプルさと奥深さ」が両立している点があります。「色を揃える」のは、人間であれば誰でも理解できるほどシンプルなルールです。シンプルだからこそ、大人から子供まで容易に遊ぶことができました。
引用:BIZ DRIVE
同じ色のパーツをそろえるという一般的なパズルとなんら変わりのない目的ではあるのですが、パズルとしてだけでなく、そろえる速さを競い合うなどのルービックキューブならではの楽しみ方を兼ね備えているという点は、初心者でも楽しめる理由であり、ルービックキューブの魅力なのです。
完成させるまでの手順のパターンが「4千京以上ある」といわれているように、すべてのパターンを極めようとすると、奥深い探求の道が待っています。発案者のルービック氏も「解くには好奇心、ある程度の忍耐力、空間感覚が必要。スピードを競うなら器用さもいる」と述べています。
引用:BIZ DRIVE
普通のパズルよりも複雑な分、ルービックキューブは脳の活性化につながるところも魅力の一つでしょう。
まとめ|初心者におすすめ!ルービックキューブ
いかがだったでしょうか?
私は始めたての頃、どこのメーカーかもわからない500円くらいの安いルービックキューブを買って遊んでいました。
ある程度揃えられるようになってスピードを求めるようになってくると、「これ以上このルービックキューブではタイムは縮められないな」と思いました。GANCUBEのGAN 11Mproを買って初めて回したときの感動は今でも覚えています。
実際、本気で上達したいと思っている初心者の方は最初からそれなりに高性能なルービックキューブを購入するのがおすすめです。
上手くなってきたときに買いなおす必要がありませんし、最初からいいものを使った方がなにかと上手くなるものです。
そういう点でも私はGAN 11Mproがおすすめです。これ以上上のモデルもあるにはありますし、性能面ではかなり良いものですがそれ相応に価格も高くなってしまいます。
\画像をクリック!/
\こちらをクリック!/